僕は(マキューシオとティボルトが)怖い

記:春菜
~2012/12/8のミュージカルレッスンより~

もともと対立しているロミオの一族とジュリエットの一族なのに、ふたりが秘密の結婚式を挙げたからさぁ大変。
ジュリエットの一族の跡継ぎティボルトは、密かに想いを寄せるジュリエットが敵と恋に落ちたことで怒り心頭、ロミオに殺意を抱いているし、
ロミオの親友マキューシオもまた、敵との結婚は自分たちへの裏切りだとロミオを責めています。
そのティボルトとマキューシオが街で行き合い、殺傷事件にまで発展するのが、この「決闘」のシーンです。

配役は、ティボルトにたじまさん、マキューシオになべちゃん、ベンヴォーリオがSpeed submarineさん、ロミオが私です。
ふだん温厚な人々がどれだけお芝居の中で怒れるかがポイントだったのですが・・・

いざ稽古!
マキューシオが怖いです。本気で怒っていて、積年の憎しみが爆発している様子で。もうを手出したら関係ないひとでも怪我させられそうなほどです。
ティボルトも、触れたら誰彼かまわず斬りつけそうな雰囲気です。「ナイフが友達」ですし。
ロミオは、そんなティボルトとマキューシオの取っ組み合いの喧嘩の間に割って入り、ふたりを引き離しながら、
「やめるんだ二人とも! 殺し合って何が残る??」
と、全く正しいのだけれど、優等生すぎる発言ゆえに少し場違いなことを叫びます。
が、この二人にの間に割って入るときにいつも躊躇します。こわくて。

いや、しやし、怖がって躊躇しているのは自分です。
もし本当にロミオなら、恐怖なんて感じず/ものともせず、全力で喧嘩を止めに入ったはずです。
私も、そうなれるようがんばります。


plan&actual_20121124(活動17回目)

記:春菜

plan
☆場所:竹之丸地区センター 工芸室
☆時間:18:00-21:00
☆参加者:5人 (うち体験 2名)
☆内容
・18:00 – 18:20 開場、準備
・18:20 – 19:10 ダンスレッスン
・19:20 – 20:10 ボイトレ
・20:15 – 20:40 ミュージカル「ロミオとジュリエット」 より「決闘」のシーン
・20:40 –           片付け

actual
☆場所:竹之丸地区センター 工芸室
☆時間:18:00-21:00
☆参加者:5人(うち体験 2名)
☆内容
・18:00 – 18:20 開場、準備
・18:20 – 18:30 よこあんとメンバーの自己紹介
・18:30 – 19:20 ダンスレッスン・・・ストレッチ、エクササイズ、基本のステップ(パドブレ)、基本のターン(ピルエット)
・19:30 – 20:10 ボイトレ・・・喉を力ませない発生、ブリッジ(チェストボイス〜ヘッドボイス)、シーン設定をして歌う♪「風よ空よ」
・20:10 – 20:45 ミュージカル「ロミオとジュリエット」 より「決闘」のシーン
・20:45 –           片付け

☆所感
嬉しい2名の体験者と柔軟体操のかつてない風景 なんと、今回は体験者が2名いらっしゃいました。それぞれ別々にお問い合わせいただいた、女性と男性1名ずつです。そして、柔軟体操の開脚のときにびっくり!お二方とも、脚が180°開いてるのです。それだけでなく、そのまま前屈して床と一体化している…ありえない!よこあん史上前代未聞の光景でした。男性はヨガ、女性はダンス経験者なのだそうです。がんばりましょう、よこあん。私たちも”経験者”です。

空耳!?いつものように説明をしながらピルエットのレッスンをしていたところ。「プリエから上に伸びるときに、腕を閉じて回転を加えて回る〜」…これは私ではなく、たじまさんから体験者の方へのアドバイス。ま、まさか! たじまさんがダンスを教えている。以前、説明をたくさんする理由を「知識があれば、今後の稽古のときに自己修復ができるから。」と書きましたが、そのひとから次のひとへ伝えることができるとは、予想を上回るうれしい連鎖でした。説明できるひとが多いと、メンバーが増えたときのレベルアップが早そうです。

芝居、こしょばい今回は敢えて特徴あるスタイルの宝塚版を参考にしています。「〜だぜ。」「おや?」など、少なくとも普段の仕事では遣わない言葉や、 「減らず口を叩くなよ!」などの、口にしたら即刻退場ものの言葉に満ちた台詞た。いざ演じると、ぎこちなくはあるのですが、でも確かに楽しそうなひともいました。見た目にはっきり生き生きしている。非日常だから?喧嘩のテンションだから?宝塚だから?理由はそれぞれあると思いますが、観ていて「いいなぁ」と思わせる雰囲気が出ていたと思います。

こしょばい芝居ほど、身体がフラフラしてしまう傾向の対策☆動作の中で自覚しにくいのが、「フラフラ」と「ピタっと止まる」だと思います。自分ではフラフラしているつもりはないのに、客席からはフラフラしているように見える、自分ではピタっと止まっているつもりなのに、客席からはそう見えない・・・というのはよくあること。これには、芝居を動画に撮って、すぐにチェックしてもう一度演じるという方法でブラッシュアップしていきました。


plan&actual_20121110(活動16回目)

記:春菜

plan
☆場所:竹之丸地区センター 工芸室
☆時間:18:00-21:00
☆参加者:4人 (うち体験 1名)
☆内容
・18:00 – 18:20 開場、準備
・18:20 – 19:10 ダンスレッスン
・19:20 – 20:10 歌レッスン
・20:15 – 20:40 ミュージカル「ロミオとジュリエット」 より「決闘」のシーン
・20:40 –           片付け

actual
☆場所:竹之丸地区センター 工芸室
☆時間:18:00-21:00
☆参加者:4人(うち体験 1名)
☆内容
・18:00 – 18:20 開場、準備
・18:20 – 19:10 ダンスレッスン・・・エクササイズ、基本の振り(グラン・バットマン)、基本のターン(ピルエット)、基本のステップ(パドブレ)
・19:20 – 20:10 歌レッスン・・・喉を力ませない発生、ブリッジ(チェストボイス〜ヘッドボイス)、シーン設定をして歌う♪「風よ空よ」
・20:20 – 20:40 ミュージカル「ロミオとジュリエット」 より「決闘」のシーン
・20:40 –           片付け

☆所感
前回の体験者の方は今回もいらっしゃり、ダンス、歌、ミュージカル稽古までフル参加されました。よこあんは2回まで無料体験ができます!たいていのことは1度ではわかりませんから。

ミュージカル稽古の新しいお題は、ミュージカル「ロミオとジュリエット」から、第2幕第4場の「決闘」のシーンです。モンタギュー一族のマキューシオとキャピュレット一族のティボルトの決闘を、ロミオが止めようとする場面です。今まで稽古していた 映画「ウエスト・サイド・ストーリー」の「アメリカ」は楽しい場面でしたので、今度は逆に怒りの感情を体験します。怒りならば、声や芝居に勢いが出るのではないか、明確な感情の方が表現しやすいのではないかといったねらいがあります。本日の1回目は宝塚歌劇団雪組のDVDを観ながら、シャドーイングをしました。

シャドーイングは、ダンスの稽古では定番です、言ってしまえば「真似」です。先生の振りを見て真似る。特に振り移しのときは真似しかないと言っても過言ではありません。私はダンス出身なので、歌やお芝居の「最初から自分で模索しながら作って行く」レッスンはとても新鮮です。でも、それだけだととあまりに道が遠い気がしたため、ミュージカル稽古ではわざと「真似」を取り入れています。最初どんなに真似ても、役者本人の個性は消えないと考えている上で行っています。