声のこと

こんにちは、池です。
メンバーに聞かれたことを、書いてみようと思います。
先に言いますが、歌の指導していただいてる方ではないので個人的な、素人的な話になることをご容赦ください。

「どうやったら声があんなに出るんですか?」

先日新しく入ったメンバーに言われました。
とある会にて、先日の公演でのデュエットを再び披露した後の事です。

私は元々何かやっていた訳ではなく、歌もダンスも演技もここで始めました。
最初の頃、歌はカスカスの声で裏返り、発声されないのに酸欠になって倒れかかったこともあります。
そんな私が周囲に言われるほど声が出るようになったのは、なぜ?
私もふとその疑問について考えてみました。

考えるに。私個人の考えるに。
声を出すことの慣れ、安心感、育ててくれる人、好きな曲、信頼できる相手だったと思います。
入って半年くらいで急に声が出るようになりました。それまでは必死、上記のようにカスカスでも死に物狂いで歌を練習しました。今も必死です。
周囲の人は聞いてアドバイスをくれます。見てもらえている安心感、それに育ててもらっています。
最後は曲によりますが、私が歌ったのは考え抜いた大好きな歌。それをデュエットしてもらったのは、私が一緒に歌いたいとお願いした人です。
沢山の要素が組み合わさって、今声が出る池になることができました。
私だけの力ではありません。

一人で歌うのは勇気が要ります。でも、自分一人がスポットをあてられて見てもらえるのはスゴいこと。
二人で歌うのは信頼が要ります。ぶつかってもお互いを必ず聞いて、聴いて、お互いの息遣いを感じて。
皆で歌うのは楽しさが要ります。自分がその中で大勢にならず、パズルのピースのように欠けてはならない存在に。

まだぺーぺー、新人の池ですが2年経って少しずつそう感じています。
公演を通してまた一つ覚えました。

声が出ない、それはいつか出ます。
それには練習や時間が必要でした。
焦らずゆっくり、真面目にやっていきたいです。


Comments are closed.